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進撃の巨人・ジョジョをメインに、漫画やアニメの真面目な考察から萌え語りまで
暗チ追悼――イルーゾォ
2012年04月01日 (日) | 編集 |
ポンペイの遺跡。
犬の絵に隠された鍵を取りに来たジョルノたちを待ち構えていたのは、大きな鏡でした。
なぜかフーゴ一人にしか見えない、黒髪の男。

暗チ追悼2番目には、五部スタンドの中でも有数の凶悪な能力をもつイルーゾォについて語ります。

☆イルーゾォVSフーゴ、アバッキオ、ジョルノ

登場シーンではそのコマ割で、悪役にふさわしい緊張感を生み出した「鏡のイルーゾォ」。
しかし初めて五部を読んだとき、まだ花京院の死を引きずっていた私は、イルーゾォ戦をほとんど読み飛ばしました。
鏡に「中の世界」なんてありませんよ……ファンタジーやメルヘンじゃあないんですから。
登場した瞬間に、「あ、こいつが例の、花京院の敵だ!」と思いましたね。イルーゾォに失礼です(笑)

花京院ショックを脱し改めて読み直すと、イルーゾォのキャラクターが見えてきて、新たな発見がたくさんありました。

彼のスタンドは「マン・イン・ザ・ミラー」。鏡の中の世界に相手を引きずり込むことができる能力です。
その世界では自分しか物体を動かすことができない。
そして自分の「許可」したものしか入れないので、本体とスタンドを切り離すことが可能。
つまり、相手は何もできないので、こちらがタコ殴りすればいいだけ。
何という強敵!

イルーゾォと言えば、インディアンのような髪型にヘソ出しのもこもこ服。
それに加えて、護衛側がひどく混乱する凶悪なスタンド能力。
普通に見れば、イルーゾォ一人でフーゴ、アバッキオ、ジョルノの三人を倒すことが可能でした。
何が失敗の要因だったのでしょうか?

①フーゴの「うばしゃああ」
扱いにくいことこの上ない、フーゴの「パープル・ヘイズ」
敵味方関係なくウイルスをばらまくスタンドです。
あのウイルスは、本当にわけが分からん。つまり敵が悪すぎた。

②ジョルノ補正
だいたい同じくらいにウイルスに感染してるのに、ジョルノはウイルスに冒されるのが遅かったです。
対してイルーゾォはあっという間に溶かされました。
カプセル内の大量のウイルスを吸い込んだから仕方ないとはいえ、せっかく覚悟を見せたのに、あっけなさ過ぎる。
まあ、ジョルノは主人公だから仕方ないね。

③イルーゾォ本人
真面目に分析すると、失敗は彼自身の責任です。
イルーゾォは、暗殺を専門とする者にしては、あまりにも詰めが甘すぎます。
フーゴを倒すのはもちろん、少なくとも、アバッキオの息の根を止めてからジョルノに取りかかれば良かったのに。
慌てすぎです。
明らかに調子に乗った感があります。
普段からあんなに詰めの甘い仕事をしていたのだとしたら、プロシュートの鉄拳が飛んでくると思います。

と、色々書きましたが、イルーゾォのことは嫌いじゃありません。
下手するとペッシよりマンモーニですが、ちゃんと、最後には「覚悟」を見せてくれました。
感染した手首を切り落とす、ってところとか。
ジョジョの中では結構普通におこなわれているかもしれませんが……(そういえば吉良もそうでした)

ただ、スタンド能力が非常に優れているだけに、残念だったという気持ちでいっぱいです。
暗殺チーム贔屓の私からすると、彼に頑張ってもらって、後続を楽にしてやってほしかったのです。
彼が優位に立てたのは、せいぜいアバッキオを鏡の中に引きずり込んだときまでで、その後は押されっぱなしです。
そのせいで、あんまり強いという印象がないイルーゾォ。
戦闘は本体とスタンドの両方の性能が重要ってわけですね。
他の暗チメンバーと組んで戦えば、すさまじい威力を発揮するスタンドであること間違いなしです。

「『マン・イン・ザ・ミラー』
 最後の力をふりしぼれーーーーーーッ!!」


彼は彼なりによく頑張った、という感じです。相手は三人もいたし。
イルーゾォの顔って、コマによって全然違いますよね。
私は可愛い感じのイルーゾォが好きです。

イルーゾォ戦は、そのファンタジックなスタンド能力のために「ジョルノ達はどうやって敵を攻略するんだろう」という不安と期待が入り交じる、見応えのある戦闘でした。

本体  イルーゾォ(病死)
スタンド名  マン・イン・ザ・ミラー
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